英検文部科学省認定実用英語技能検定試験
●主催:財団法人日本英語検定協会  KLCは準会場校の認定を受けています(5級から2級の1次試験まで当校で実施)
実用英語」の公式な定義は、「日常の社会生活に必要な英語」となっています。英検は、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を、基礎知識から運用能力まで総合的に測ることを目的に構成されています。英検が検定する英語は「状況に応じて適切にコミュニケーションができる、一般的・総合的な英語」というわけです。試験は、初歩段階の5級からネイティブスピーカーに準ずる1級までの7つの級に分かれています。各級の程度や領域・内容は「実用英語技能審査基準」に規定されており、試験問題はこの審査基準に基づいて作られます。
レベル 審査基準 / 内容
5級 初歩的な英語を理解し、簡単な英語を聞くこと、話すことができる [聞く・話す]初歩的な語句で意思疎通ができる。(簡単な文の聞き分け、日常慣用の挨拶、必要最小限の意思伝達ができ、絵などを見て大体のことが言える。)
[読む]初歩的な文を読むことができる。(アルファベットを正しく見分け、簡単な文のあらましが分かり、その内容に合った読み方ができる。)
[書く]初歩的な英語で、簡単な事柄を書くことができる。(簡単な単語や文を聞いて書くことができる。)
中学初級程度
約600語レベル
4級 基礎的な英語を理解し、平易な英語を聞くこと、話すことができる
[聞く・話す]決まった語、句、文で会話ができる。(簡単な挨拶や紹介ができる。)
[読む]平易な文を読むことができる。(辞書などが使え、平易な手紙が読め、短い文章の要点を読み取ることができる。)
[書く]平易な文章を書くことができる。(句読点や大文字が正しく使え、クリスマスカードや年賀状を書くことができる。)
中学中級程度
約1,300語レベル
3級 基本的な英語を理解し、特に口頭で表現できる [聞く・話す]簡単な日常会話ができる。(挨拶や応対ができ、人の紹介、商品の簡単な売買、道案内や伝言などができる。)
[読む]簡単な文章を読むことができる。(簡単な手紙、看板、掲示、商品の説明書などを読むことができる。)
[書く]簡単な文章を書くことができる。(簡単な手紙、日記、掲示文などを書くことができる。)

中学卒業程度
約2,100語レベル

準2級 日常生活に必要な英語を理解し、特に口頭で表現できる
[聞く・話す]日常的な事柄についての会話ができる。(電話で簡単な用務が達せられ、簡単な説明、伝言、通訳などができる。)
[読む]日常的な事柄についての文章を読むことができる。(新聞の報道記事、手紙、ごく簡単なパンフレットなどが読める。)
[書く]日常的な事柄についての文章を書くことができる。(簡単な手紙や説明文などを書くことができる。)

高校中級程度
約3,600語レベル

2級 日常生活や職場に必要な英語を理解し、特に口頭で表現できる [聞く・話す]一般的な事柄について会話ができる。(電話で簡単な用務が達せられ、簡単な説明、報告、通訳などができる。)
[読む]一般的な事柄についての文章を読むことができる。(新聞の報道記事、手紙、説明書などを読むことができる。)
[書く]一般的な事柄についての文章を書くことができる。(手紙や簡単な説明文などを書くことができる。)

高校卒業程度
約5,100語レベル

準1級 日常生活や社会生活に必要な英語を理解し、特に口頭で表現できる [聞く・話す]一般的な事柄について会話ができ、さらに専門的な事柄についても一応の対応ができる。(自分に関する説明や一応の通訳ができ、放送などの大意の理解、電話での応対ができる。)
[読む]一般的な事柄についての文章を読むことができ、専門的な文章についてもその大意を理解し、必要な内容を読み取ることができる。(やや高度の文章を理解し、新聞、百科事典などを読んで、必要な情報を的確にとらえることができる。)
[書く]一般的な事柄についての文章を書くことができ、専門的な事柄についても要点を書くことができる。(会議などの概要の記録や、自分の意志を書き表すことができる。)

大学中級程度
約7,500語レベル

1級 広く社会生活に必要な英語を十分に理解し、自分の意志を表現できる [聞く・話す]相手の言うことを理解し、自分の意見を口頭で表現できる。(演説、討議、通訳、電話折衝などができ、放送などの英語を十分に理解し、その大意を伝達できる。)[読む]高度の文章を読むことができる。(新聞、雑誌、一般文献などを読むことができる。)
[書く]高度の内容をもつ達意の文章を書くことができる。(会議などの要旨が記録でき、自分の意志を十分に書き表すことができる。)

大学上級程度
約10,000語〜15,000語レベル


TOEIC
●主催:財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
Test of English for International Communication の略称で、英語によるコミュニケーション能力を正確に客観的に評価する世界的な規模でのテスト。職種・専門分野を問わず能力を客観的に測定することができ、各企業での採用が多い。この特色から、ほかの組織との比較、また個々の時系列的比較も容易で、現在の能力と目指す能力レベルを正確に把握し、目標もはっきりと定めることができます。2016年4月から、新TOEICテストになりました。
概要 コミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト。世界約60ヶ国で実施。企業・学校等での団体受験者も多く、約2,200の団体が採用。
実施時期 年9回(1、3、5、6、7、9、10、11、12月) 
申込方法 (1) インターネット、(2) コンビニ、(3)申し込み用紙(書店受付・郵送)の3種類。申込の締切期限は、申込方法により変わります。
試験会場 全国80都市で実施(試験会場の指定はできません)。
問題構成 リスニング:100問(45分) アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア(ニュージーランドを含む)の発音を採用。各25%ずつ。
Part T:写真描写問題問(1問につき1つの写真が、問題用紙に印刷されている。それぞれの写真について、4つの英文が流れてくるので、その写真の内容を最もよく表しているものを1つだけ選ぶ。)
Part II 応答問題 25(短い質問文が1つテープから流れてくる。それに続いて流れてくる3つの英文の中から、はじめに読まれた質問に対する答えとして最も適切なものを1つ選ぶ。このパートのみ3択。)
Part III 会話問題 39問(2人の人物間の短い会話がテープから流れてくる。会話に関する質問を読んで、その質問に対する答えとして最も適切なものを、3つの選択肢の中から選ぶ。質問と答えの選択肢は問題用紙に印刷されている。
Part IV 説明文問題 30問(長めの英文がテープから流れてくる。英文に関する質問を読んで、その質問に対する答えとして最も適切なものを、4つの選択肢の中から選ぶ。質問と答えの選択肢は問題用紙に印刷されている。1つの英文について3つの質問がある。)
リーディング:100問(うち、文法・語法問題が46問、長文読解問題が54問、75分)
Part V 短文穴埋め問題 30問(短文の中の空所に単語を補充する問題。) 
Part VI 長文穴埋め問題 16問(長文の中に複数ある空所に単語を補充する問題。)
Part VII 長文読解問題 54問(問題用紙に印刷された長文を読み、その内容に関する質問に対する答えとして最も適切なものを4つの選択肢の中から選ぶ。1つの長文につき2つから3つの質問がある。)
半分以上が読解問題で、複数名がやり取りを行う設定の文章が加わり、マルチプル・パッセージと呼ばれる3つ以上の文章や図表を関連付けて解答する問題が追加されました。
問題は、全てマークシート方式。Part IIのみ三択で、後は四択。
評価 〜990点
所要時間 120分(200問)
受験者数 国内:227万人(2011年度)
世界:約600万人(2010年度TOEICプログラム全体)
活用できる場所 企業:新入社員の英語能力測定、海外出張や駐在の基準、昇進・昇格の要件。
教育機関:英語課程の単位認定、推薦入試。
連絡先 (一般財団法人)国際ビジネスコミュニケーション協会
IIBC試験運営センター
〒100-0014
東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル
TEL: 03-5521-6033 FAX: 03-3581-4783
公式サイト 最新詳細情報はこちらから http://www.toeic.or.jp/toeic/


TOEFL
●主催:Educational Testing Service : ETS
Test of English as a Foreign Language の略称で、1964年英語を母国語としない人々の英語コミュニケーション能力をを測るテストとして、米国非営利団体である Educational Testing Services(ETS)により開発された。大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定するテスト。

概要
テストには、TOEFL PBT(Paper-based Test ペーパー版TOEFLテスト)と、TOEFL iBT(Internet-based Test インターネット版TOEFLテスト)があります。2012年現在、日本ではTOEFL iBTテストが実施されており、TOEFL PBT は2007年以降実施されていません。TOEFL テストはアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダのほぼ全ての大学をはじめとして、英語能力の証明、入学や推薦入学、奨学金、卒業の基準として利用されています。
実施時期 TOEFL テストは1日で4技能とも受験できます。テストセンターは世界で180ヶ国約4500ヶ所、日本で約100ヶ所あり、年に30〜40回実施されています。

問題構成

テストセンターで一人一台コンピュータが割り当てられ、全セクションでメモをとること(Note-taking)が可能、Speakingセクションでは、マイクに向かって話し、音声が録音される。

Section 1 リーディング Reading
3-4パッセージ 各12-14問
各パッセージ約700語

 ・
選択問題
 ・
文を挿入する問題
 ・
グループ分けする問題 など 
60-80分

(スコア) 0
- 30 
Section 2 リスニング Listenig
マイク付き
ヘッドセット使用
2-3 会話(1会話 約3分) 各5問
4-6 講義(1講義 約3-5分) 各6問
 ・選択問題
 ・
表を完成させる問題 など
60-90分

(スコア) 0
- 30
Section 3 スピーキング Speaking
マイク付き
ヘッドセット使用
Independent Tasks 2問
 ・ 好みと理由を問う問題
 ・ 支持する意見と理由を問う問題
Integrated Tasks 4問

 ・
Read + Listen → Speak 2問
 ・
要約する問題(大学生活を想定)
 ・
問いに答える問題(講義を想定)

 ・
Listen → Speak 2問
 ・
要約する問題(大学生活を想定)
 ・
問いに答える問題(講義を想定)
約20分

(スコア) 0
- 30
Section 4 ライティング Writing
タイピングのみ
(手書き不可)
Integrated Task 1問
 ・ Read + Listen → Write (150-225語程度) 1問
Independent Task 1問
 ・ 300語程度
 ・ 意見に基づき作文する問題
20分

30分

(スコア) 0
- 30
評価 0〜120点
所要時間 約4時間〜4時間30分
受験者数 世界:約100万人
 (累計約2500万人以上))
活用できる場所 教育機関:北米の短大・大学・大学院希望者の選抜、英語課程の単位認定、推薦入試。
連絡先 Educational Testing Service

TOEFL iBT Regional Registration Center (RRC)
プロメトリック株式会社 予約受付センター
〒104-0033 東京都中央区新川1-21-2 茅場町タワー15F
TEL:03-5541-4800(月〜金、9:00-18:00)
公式サイト 最新詳細情報はこちらから  http://www.cieej.or.jp/toefl/  
あるいは
 http://www.prometric-jp.com